小中学校では安価（収入が一定水準以下では無料）で栄養バランスのとれた学校給食が提供されていますが、

厳しい家庭環境にある家庭や精神的な悩みを抱えたご家庭にとって「夏休み中の給食がない」ことが大きな負担になっています。

夏休み中の食費補助制度はなく、生活保護世帯も食費分の保護費増額が行われず、

1 食約 350 円×2５日間＝約 8,750 円の経済的な負担が発生、

また精神的な疾患や課題を抱えた保護者には「お弁当・昼食を子どものために用意しないといけない」というプレッシャーがかかり

「給食がない」ということが経済的・精神的なパワーのない保護者を苦しめています。

昼食を用意することができない家庭の子どもたちは、昼食を食べないか、お菓子を食べて終わりです。

その結果、厳しい家庭環境の子どもたちは夏休み明けに体重が減っていることが珍しくありません。

この問題を解決するため厳しい家庭環境で過ごすこども達に「宅配給食」の配達を行います。